卵管鏡下卵管形成術(FT手術)当日スケジュールと費用について紹介します!【不妊治療体験談】

卵管鏡下卵管形成術(FT手術)当日スケジュールと費用について紹介します!【不妊治療体験談】

みなさんこんにちわ!!

前回、子宮卵管造影検査を受けた結果、わたしの卵管は両方とも狭窄といことが判明しました!!

※前回の記事はこちら


担当の先生より卵管鏡下卵管形成術(FT手術)について説明がされ、帰宅してから旦那さんにその事を伝えました。

旦那さんからは、その手術を前向きに捉えても良いんぢゃないかと言われ、わたしもすぐにその気になり、次回来院する時に先生に相談しようと思いました。

卵管鏡下卵管形成術(FT手術)とは??

卵管が狭かったり、詰まってる場合、細いカテーテルを通して、狭くなっていたり、詰まっている部分を拡げてあげる手術です。
最後に、そこが改善したかを卵管鏡で確認します。
卵管の通過性が改善されると自然妊娠の効果が期待できるみたいです!

先生へ相談した結果

先生へFT手術を受けたい意志を伝えたところ、「良いと思いますよ、卵管の通過性が良くなると自然妊娠の確率もあがるし、人工授精をするとより効果が期待できますしね」と、めっちゃテンションが上がる回答を頂き、早速、手術の日取り決めをしちゃいました!!

手術までの過ごし方

診断を受けてから手術まで1ヶ月ほど期間があったので、妊活にいそしまなくては!と前回の造影検査で多少拡がった卵管を活かす為に、排卵日付近でしっかりとタイミングを取りました。
これで妊娠してくれたら良いんだけどな〜という思いも虚しく、、普通に生理が来て、手術の日が刻々と近づいてきました。。
手術が近づくにつれ、ネットでFT手術後、どのぐらい妊娠した人がいるのか調べたり、とりあえず検索魔になってました。
すぐに妊娠した方などをネットで見つけると、すごく自分のことのように嬉しく思い、めっちゃ希望を持って手術に挑めました。

FT手術までの流れ

手術は日帰りとなるのですが、全身麻酔で実施するため色々と当日の飲食制限があります!

■手術前までにしてくること※午後の手術の場合
①手術当日の食事はAM7:00まで!
②水とお茶はAM10:00まで!
③化粧はNG!
④手術時はコンタクトも外す!
⑤手術日はマニキュアやジェルは落としてくる!

意外と手術までに準備しないといけないことが多い。。簡単な手術とはいえ、舐めてはいけないなと改めて実感。。

手術当日は、クリニックに着くとベッドに案内され、術衣に着替えたらすぐに点滴が始まりました。
その間は特にすることがないので、ベッドで横になりながらスマフォをいじったりしてリラックスした状態で待ってました。

手術の時間になり、看護師さんに付き添われ、手術室へ行くと、手術着を着た先生や看護師さんが居て少し緊張しました。
というのも、これまで手術をしたことがないので、初めて手術着を着ている先生や看護師さんを見て、なんかドラマみたい〜みたいな、ちょっと他人事みたいな感じで変なテンションになりました。

そして手術台へ。。

手術台に移動してすぐに静脈麻酔が打たれたのですが、打った瞬間から腕がピリピリする、、と思ってたらいつのまにか意識が落ちました!!

・・・気がつくと、手術前に待機していたベットに横たわっていて、めちゃくちゃびっくり!
こんな経験普段の生活ではないし、麻酔ってすげ〜って感心すると同時に、下腹部に強い痛みが・・・

看護師さんへ痛みを伝えると、痛みを緩和させるあったかいホッカイロみたいなやつをお腹に乗せてくれて、追加で、痛み止めの座薬も入れてもらいました。
先生からはそこまで痛くないと聞いていたけど思った以上に痛い!卵管造影検査の時は思ったより痛くなかったから完全に油断してました。。

30分ぐらい横になっていたら、痛みも緩和し、普通に動けるようになりました。

手術後の過ごし方

手術後は、当日は湯船につかるのはNGでシャワーのみという以外は特に制約もなし。やっぱりメスを入れるような手術ではないので特に何もなく過ごすことができました!

FT手術の費用について

このFT手術は、不妊治療には珍しく、健康保険の適用対象の手術となります。
本来、卵管の両側を手術する場合は約30万円(3割負担の場合)もかかる。。
しかし、健康保険にはとってもありがたい高額療養費制度があるため実際の自己負担は9万円でした!(私の年収の場合)
(高額療養費制度は自分の年収に応じて健康保険対象の診療や手術の自己負担上限が決まっている制度です)

上記に加えて、私は任意の医療保険に加入していたため、保険金が降りたことで、むしろ手元にお金が残ってプラスとなりました!
不妊治療はお金がすごくかかるけど、今回に関しては得した気分になりました。

手術結果と今後について

手術の結果、両方の卵管は無事拡がったとのことでした。
左側だけ苦戦したようですが。笑

そして今後のことについて、先生とお話を。。

やはり普通にタイミングを取るより、人工授精をした方が可能性は高いとのことでした。

通常、精子がまず子宮に辿り着くまでも確率が低く大変なものですが、人工授精の場合は、遠心処理した(運動率が高い精子を取り出した)精子をチューブを使って、初めから子宮に入れるものであります。
授精するかどうかは自然に任せるため、体外受精と違って自然妊娠とあまり変わらないのが特徴です。
ただ、人工授精を5−6回やって効果がないようであれば、次のステップである体外受精に移った方がよいとのこと。

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私は、経過より結果!!!と思っていたので、すぐに人工授精を先生にお願いしました。

それではまた、排卵のタイミングなどを診ていきましょうということでこの日は終了しました。

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