いざ、不妊治療専門クリニックへ〜病院の選び方〜

いざ、不妊治療専門クリニックへ〜病院の選び方〜

そんなこんなで不妊治療クリニックに行くことになったわけですが、まずはどこの病院に行くのかを決めないといけません。
色々とインターネットで調べると、有名なところから無名のところまで本当にたくさんクリニックがあってどうやって絞り込んで良いかわからない。。。

私が最終的にこのクリニックに行こう!と決めた理由と選ぶ際に参考にした方が良いことをご紹介します!

不妊治療の病院を選んだ基準

クリニックの実績

まず初めに、不妊治療をする目的は妊娠すること。結果が出なければ行っても意味がありません。そこで、気になるクリニックがあったらまず実績を確認しましょう。新規オープンのクリニック以外は実績が掲載されていますし、逆に掲載されていないところは避けた方がよいでしょう。
大体年齢帯別に実績が掲載されているので、その部分を見てみてください。あなたの年齢があまり若い&年齢がいっていると、実績の母数が少ないので参考にならないケースはあります。

すごく有名なクリニックの場合、通う人数もめちゃくちゃ多いので、そのあたりはクリニックの規模も見ながら判断してみてください!

通いやすさ

次に重要なのは通いやすさです。なぜかというと、不妊治療って次は〇〇日に来てくださいってなることが想像以上に多いです。(多いと週に1度とか)
これは特に対外受精等、治療が進んできた時にその傾向が強くなるので家からの通いやすさ、会社からの通いやすさ、土日もやっているか等、総合的に通いやすい場所にあることを条件としましょう。

先生の経歴

私の場合、行ったのが新しいクリニックで実績がまだなかったので、この部分を重要視しました。大規模なクリニックだと先生もたくさんいて、毎回違う先生に診てもらうということも多いですが、小さなクリニックだと院長が基本的に診るような形になるため、先生がどんな経歴なのかをホームページで見るとよいと思います。
有名なクリニックで経験を積んだ先生の場合、治療の仕方も出身のクリニックと同じやり方をすることが考えられるので、それも参考にすることができます!

クチコミ

大体クリニックの名前で検索するとクチコミが出てくるので、参考にしてみましょう。ただし注意しないといけないのは、うまくいった人は良いクチコミを、結果が出なかった人は悪いクチコミと書く傾向にあるので、全体的にクリニック自体の評価は低めになりがちということです。
なので参考にしたいのは、先生の人間性の部分です。
比較的不妊治療の先生は機械的だと書かれている傾向が強いですが、その中でも「鼻で笑われた」とか「人間性を否定された」とかとんでもないことが書かれていることがあります。そんな書き込みをしているのが一人か二人であれば逆恨みなのかな、と思いますが、いろんな人がそう言っている場合、おそらくそうなのだと思いますので、それは避けましょう!
不妊治療をすること自体が心も体も負担がかかることなので、その上先生に精神を削られるのはたまったもんじゃないですよね。

その他クリニックを選ぶ時に見ておいた方がよいこと

クリニックに行き始めの頃はどこまで治療が進むのかはわかりません。(タイミング法で授かるのか、人工授精で授かるのか等)
いずれにしても、途中でクリニックを変えるのも労力がいるので、できればいろんなケースを想定して選んでおきたいですよね。
私はこのブログを書いている時点では既にある程度のステップまで不妊治療が進んでいますが、そんな私から見て、ここも確認しておいた方が良いよ!という点をご紹介します!

体外受精の方針

タイミング法でも人工授精でも授からない場合次はいよいよ体外受精(顕微受精)に進むことになります。不妊治療クリニックの治療方針やクチコミの部分は、ほとんどがこの体外受精に関することで、タイミングと人工授精はどのクリニックに行ってもそこまで変わりません。
そこで、その病院が体外受精でどんな方針で治療を行っているのかをあらかじめ知っておきましょう!
それが自分の意思にそぐわない場合、途中に転院しないといけなくなります!
具体的にどんな部分に違いが出るのかというと、体外受精の方針の違いが出るのは排卵誘発の方法です。体外受精の場合、体内で成熟した卵を採卵して、そこに精子を振りかけて受精させます(顕微受精の場合はふりかけではなく一つの精子を卵に注入します)
クリニックによって排卵誘発の考え方は全然異なり、体に負担をかけない一方採取できる卵の数が少ない自然周期や低刺激の方針のクリニックや、排卵誘発材をたくさん使い一度にたくさんの卵を採取し、一度の採卵で済むようにする方針のクリニックなどです。
私が行くことにしたクリニックは後者の方のクリニックでした。

体外受精の費用

また、体外受精の費用についてもあらかじめ見ておきましょう。基本的に自然周期に近ければ近いほど費用は安くなる傾向にありますが、一度の採卵で取れる卵の数が減るので、何度も採卵を実施することになる可能性もあります。
また、成果報酬のクリニックもあるので、そのあたりの方針も見てみましょう。

培養士の経歴

体外受精の場合、実際に受精卵を培養したりするのは先生ではなく培養士さんです。培養士さんの腕によっても結果が左右されると思いますので、この培養士さんの経歴も見ることができれば見てみましょう。

いざ不妊治療クリニックへ!

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そんな基準を元に私が選んだのは家から数駅のところに新しくオープンしたアートクリニック。
新しくオープンなのでもちろんそのクリニックの実績はまだ紹介されていませんでしたが、先生が某有名な不妊治療クリニックから独立されたということなので、そこまで問題はないだろうと考えて選びました!

結果的には、私が選んだ基準でクリニックを選んだことは正解だったと思います!

これから不妊治療を始めてみようという方も、参考にしていただければ幸いです!

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