体外受精に向けて!クリニックの説明会を受けた話【不妊治療体験談】

体外受精に向けて!クリニックの説明会を受けた話【不妊治療体験談】

みなさんこんにちは!
30代ベビ待ち、不妊治療真っ只中のななすけです!

これまで、タイミング法、人工授精2回に挑戦してきましたが、まだ成功していない状況です。

※前回のブログはこちら

元々、人工授精は2回までと決めていたわたしたちは、いよいよ体外受精に進むことにしました。人によってはタイミング法や人工授精でなるべくやっていきたいという方もいるかもしれませんが、まだ30代前半とはいえ、私たちはできることはやっていきたいという気持ちだったためです。
他もそうかもしれませんが、私が通っているクリニックでは体外受精を実施する前は説明会に参加する必要があります。体外受精とはどんな治療なのか、リスクはあるのか等の説明です。
生活の中で体外受精という言葉は、TVなどでよく耳にしてましたが、正直、どういう治療法か全然知りませんでした。今回、初めて体外受精説明会に参加してみて、先生から詳しくお話が聞けてなんとなくイメージが湧きました。
今回は説明会で聞いて気になった内容と、その感想を下記します!

体外受精の歴史

あまり、体外受精の歴史って気にしたことがなかったのですが、1978年に世界初の体外受精児がイギリスで誕生したことが始まりみたいです。そして日本で初めて顕微受精の子供が産まれたのは1994年!こう見ると、体外受精の歴史ってまだ全然新しいですよね。
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体外受精の流れ

体外受精の流れは大まかに下記の流れということです。

①卵胞を育てる→②卵巣から卵子を採取する→卵子と精子を授精させる→④受精卵を子宮に戻す→⑤妊娠継続されるよう薬などを内服→⑥妊娠判定

この流れの中で、一番、治療が大変そうだと思ったところは、卵巣を刺激して採卵をするまでのところです。
というのも、それ以外の工程は先生や、培養士さんの仕事であり、自分自身の身体の負担になる治療は卵子を育てて採卵する工程だなと思いました。それに、採卵は子宮の中から針を刺して卵子を吸い出すと聞いて、正直ぞわっとしました。。

卵巣刺激とは

卵巣刺激というのは、排卵誘発剤を内服または注射の投与によって実際に卵巣を刺激して卵胞を育てていくことです。
卵巣刺激には、自然周期、低刺激、高刺激と、主に3パターンあり、刺激の度合いによって採取できる卵子の数が変わるとのことです。また、それに伴って、移植できる回数も変わってきます
自然周期では1〜2個、低刺激では、3〜5個、高刺激では15個ほど採卵できるとのことです。
卵胞は、通常何も刺激しないと1周期あたり1~2個しか育ちません。そうすると、採卵で採取する卵子も少なくなるので、移植できる受精卵の数も少なくなります!そのため、卵巣を薬で刺激することで通常は育たない数の卵胞を育てることが可能となります。
卵巣刺激をする時期は、生理3日目あたりから約10日間ほどで、その間、薬の内服や注射を行い刺激をしていくとのことです。
高刺激については、刺激時期初めから、注射をしてより強く刺激を行うらしいです。
刺激方法はどれが自分に合っているのか、年齢やこれまで検査したAMH値を参考に決めていくみたいです。

卵巣刺激による採卵後の副作用

排卵誘発剤を使って卵胞を育てる場合、卵胞が過剰に発育し、採卵後に卵巣が増大することでOHSS(卵巣過剰刺激症候群)にかかるリスクがあるみたいです。
主な症状は、下痢、腹部不快感、嘔吐、呼吸困難などなど。
このOHSSのリスクが高い方は、35歳以下、痩せ型、多嚢胞性卵巣症候群、AMH値が高い方などなど。
ん?あたしこのリスクが高い条件に結構当てはまってる・・・
当てはまってるけど先生に任せておけば大丈夫でしょ、とあまり不安を感じていない自分もいる。

卵巣刺激の方法はクリニックによっても方針が異なり、なるべく身体に負担をかけない方がよいという自然周期派と、一度の採卵で最大の成果を出した方が良いとい高刺激派があります。私の通うクリニックは後者の高刺激の方のクリニックでした(もちろん本人の状況に合わせて調整はしてくれます)

この他にも説明会では凍結や胚移植の話なども聞きましたが、今回は、自分自身が特に影響する部分を記事にしてみました。

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